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2025.10.4

【奈良政経新聞速報】自民党総裁選 第29代総裁に高市氏

  石破茂前首相の後任を決める総裁選は4日に投開票され、決戦投票の末、県選出の高市早苗氏が第29代総裁に選ばれた。最多得票数の183票で決戦投票に挑んだ高市氏は、その勢いのまま185票を得て、156票の小泉進次郎氏を退けた。
 県内では天理市嘉幡町の奈良プラザホテルに、高市氏を応援する首町や議員を含む支援者ら300人以上が集まり、午後1時から始まった国会議員による投票の様子などを映したライブ中継を見守った。
 会場には「初の女性総理を」「日本列島を、強く豊かに」などののぼりが立てられ、支援者らもお手製の「高い位置に!高市早苗を」の旗や、「必勝」と書かれたうちわを持ち込み、応援した。
 午後1時50分ごろ、国会議員票と党員票と合わせた開票結果が発表。過半数295票を超える得票数の候補者がいなかったため、最多得票数183票(国会議員票64、党員票119)の高市氏と、次に最も多かった164票(国会議員票80、党員票84)の小泉氏による決選投票が実施された。
 同2時35分ごろに投票が終わり、開票作業に入った。開票を待つ間、会場へ応援に駆けつけた県内首長らが応援メッセージを語り、高市氏の総裁選出に向け、機運を高めた。
 開票結果で高市氏が議員票149票、都道府県連票36票の計185票を獲得し、新総裁に選出。高市新総裁の誕生に会場から割れんばかりの歓喜の声と、拍手が巻き起こった。その後、会場に集まった支援者ら全員でバンザイ三唱。会場が一体になり、高市氏の総裁決定を喜んだ。



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