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2025.1.20

王寺町長選、現職の平井氏が、元県議との一騎打ち制し4選

 任期満了に伴う12年ぶりの王寺町長選挙が9日投開票され、現職の平井康之氏(72)=無所属=が、新人で日本維新の会が推薦する元県議の清水勉氏(73)=無所属=を退け、4選を果たした。投票率は49・78%で前回より10・29ポイント下回った。維新は橿原、香芝に続き、首長選3連敗。
 同町畠田に構えた平井氏の選挙事務所には、開票の始まる午後8時45分から近隣市町村の首町らをはじめ、支援者らが集まった。同9時20分ごろに、平井氏が会場に登場。それとともに当選の報告がされ、拍手が会場を包んだ。
 バンザイ三唱後に、平井氏は支援者らを前に「今回の選挙は私の町政運営の評価と、100年を迎えた王寺町で、これからの100年に向けたまちづくりのリーダーを選ぶものだった。皆さんの期待に応えていきたい」と語った。



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