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2023.4.10

大型建物跡が出土、平城京内で同規模宅地は長屋王邸に続き4例目

 奈良市教育委員会は3日、同市大宮町の平城京跡の発掘調査で、奈良時代前半の大型建物跡などが出土したと発表した。調査地は平城京の「左京三条三坊」に当たり、日本書記を編さんした舎人親王の邸宅があったという説もある。今回の調査で居住者が分かる資料は出土していないが、宅地規模の明確化と、その中心的な建物が出土したことから、長屋王邸と比較できる貴重な資料を得たとしている。平城京内で同規模の宅地確認は4例目。

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