任期満了に伴う奈良県知事選（３月23日告示、４月９日投開票）で自民党県連（高市早苗会長）は、新人の元総務省官僚・平木省氏（48）を推薦することを決めた。近く党本部に申請する。現職で５選を目指す荒井正吾氏（77）も推薦依頼していたが、自民県連は「勝てる候補の一本化」として荒井氏を退けた。荒井氏は〝独自ルート〟で自民党本部への接触をうかがっており、くすぶる保守分裂の火種になっている。

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