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2022.10.30

【奈良政経新聞速報】大淀町長選新人一騎打ち、辻本氏が初当選

 新人同士の一騎打ちになった任期満了に伴う大淀町長選は30日投開票され、前町議の辻本真宏氏(52)=無所属=が、元町議議長の鍵本源則氏(76)=無所属=を340票差で破り、初当選を果たした。投票率は49・81%だった。  同町桧垣本の事務所に集まった支持者らを前に辻本氏は「私は『今、わたしたちが変える、そして次の世代へ』を基本理念とし、計画的、効率的な行財政運営に努め、人口減少、少子高齢化社会に対応したまちづくりにまい進します」と話した=写真。  同町中増に設けられた鍵本氏の事務所には、吉報を待って町内外の支援者や近隣首長が駆け付け開票を見守ったが、午後10時40分に落選が決まった。鍵本氏は「私の力不足で、ご迷惑をかけた。今日まで支えていただいたことを、今後の人生に役立たせていただきたい。本当にごめんなさい」と述べ、がっくり肩を落とした。  当日有権者数は1万4238人、投票者数は7092人だった。


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