令和13（２０３１）年に県内開催が内々定している国民スポーツ大会（国スポ）・全国障害者スポーツ大会に向け、県が橿原市と協議を進めてきた県立橿原公苑と市営橿原運動公園を交換して一体的に整備する構想について、荒井正吾知事は、６日までに同構想を断念した。橿原市議会特別委員会で県提出の整備案が反対多数となったことを受けて決断した。荒井知事は橿原市と折り合いがつかない場合、田原本町周辺でも大会に向けてスポーツ施設を整備する考えを示しており、主会場選定など開催をめぐる先行きは不透明。

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