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2021.6.28

奈良市 政局乱れるダブル選 県議補選へ向けた思惑が交錯

 任期満了に伴う奈良市長選、市議選(定数39)は7月4日告示を迎える。市長選には現職、新人計5人が、市議選には47人が立候補する公算になった。市長選は7人が出馬した前々回選と似た構図になりつつあり、反現職候補が複数乱立。選挙突入前の情勢は「批判票が分散し現職有利にはたらく」と見られている。そんな情勢の中で市長選の意義は、この後に予測されている県議補選へ向けた政局の動きが大きいと見られている。

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