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2021.1.4
藤原鎌足ゆかりの多武峰妙楽寺 16年におよぶ再興の悲願結実
中大兄皇子(のちの天智天皇)と共に「大化の改新」(645年)の立役者となった中臣鎌足(のちの藤原鎌足)の信仰が深い桜井市多武峰に、明治4(1871)年の廃仏毀釈で廃寺となっていた、多武峰妙楽寺が150年ぶりに再興された。50年前に同市三輪の平等寺を再興した丸子孝法住職(73)の16年におよぶ悲願が叶った。一住職が半世紀の間に有名な2寺院の再興を成し遂げた例は全国的にも珍しい。丸子住職は報告書を兼ねた記念誌を作製するとともに、廃仏毀釈からちょうど150年にあたる今年11月3日、関係者や身近な人に絞って落慶法要を営む。
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