任期満了に伴う上北山村長選はきょう１日に告示され、現職の山村潔氏（68）以外に届け出はなく、同氏の無投票再選が決まった。同村河合で開かれた祝勝会で山室氏は「身の引き締まる思い。少子高齢化の中で人口減少のカーブを少しでも緩やかにしていく」と、支持者らを前に意気込みを語った。
　同村河合の「北山郷文化保存会」での祝勝会会場では、村民のほか浦西敦史県議や近隣の首長らが次々と駆けつけて、無投票当選の瞬間を待った。 当選が決まると、村議最古参の金山進英議員の音頭で万歳三唱。そのあと、再選のあいさつに立った山室氏は「身の引き締まる思い。奥山を取り巻く環境は、益々厳しくなってきている。過疎、少子高齢化の中で人口減少のカーブを、少しでも緩やかにしていきたい。粉骨砕身頑張っていきたい」と2期目にかける思いを語った。