五條市が消防団員に貸与している制服が、県内他市町村と比較して最大３倍もの価格で市が購入していたことが分かった。これが問題視され市議会９月定例会で審議されている昨年度の一般会計の決算認定について議会は全会一致で「継続審査」を決めた。消防団の制服の調達については、市の総合体育館の備品購入における談合容疑で逮捕・起訴された現職市議の牧野雅一被告（57）や業者が関与しており、市の物品購入は長年、多方面にあたってで不正に「高く」購入させられていた疑いが強まっている。

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