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2020.8.10

未来につなぐ「黒滝・森物語村」

 村の97%が豊かな森林資源。人口700人に満たない黒滝村が、平成23(2011)年に第3セクター方式の「黒滝・森物語村」を開村させたが、時悪く紀伊半島水害があった年と重なった。売上が伸びず、一部施設が閉鎖に追い込まれた時期もあった。その後、全施設が再スタートし、6年後からは連続して黒字経営に転換した。その成果が認められて前年度、全国過疎地域自立促進連盟会長賞を受賞した。「未来につなぐ住民参加の住みよい活力ある村づくり」を提唱する、村長3期目の辻村源四郎氏(66)に話を聞いた。


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