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2020.6.8
木の文化創出とハーブ栽培で活性化へ
下市町は、日本最初の商業手形「下市札」の発祥の地。古くから商業が発展し、吉野杉の割り箸、三方(宝)、神酒の口などの木工品が有名だが、最近は安い輸入品が幅を利かせている。奥吉野へはトンネルが開通し、観光資源の豊富な天川村への〝通過道〟のイメージが付きまとう中、「義経千本桜」三段目の主人公「いがみの権太」から名付けたマスコットキャラクター「ごんたくん」を観光大使にするなど、観光にも力を入れようとしている。町長2期目の杦本龍昭氏(74)に林業不振の中での木の文化の創出、観光など新たな試みについて聞いた。
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