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2020.5.24

香芝市長選 476票差の激戦を新人が制し福岡氏が初当選

 任期満了に伴う香芝市長選はきょう24日投開票され、無所属新人で元市議会議長の福岡憲宏氏(46)が1万3632票を獲得し、3選を目指して1万3156票を獲得した無所属現職の吉田弘明氏(59)=自民推薦=を476票差で差し切り、初当選を果たした。投票率は43・09%で、選挙があった前々回の40・6%を3ポイントほど上回り、福岡氏に有利にはたらいたと見られる。無効票数は296票だった。
 同市瓦口の事務所で福岡氏は「選挙の中、その人の立場に立って政治はやっていかなければならないと教えられた。僕だけの力ではまだまだ勉強不足の部分があるので、皆さんと一緒にこの素敵な香芝市をもっともっと素敵な香芝市にするために、皆さまのお知恵を貸していただきたい」と述べ、支持者らと当選の喜びを爆発させた。
 一方、吉田氏は磯壁の事務所で「どういう理由でこのような結果になったのかというのは自分でもまだ理解できていない。この結果を真摯に受け止め、香芝市の発展ため、新市長になられる方を支えていただきたい」と敗戦の弁を述べた。 

【写真説明】事務所に応援に駆け付けた約150人の支援者らと当選の喜びをわかち合う福岡氏(奈良政経新聞撮影)




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