2026.1.26掲載 コラム「而今」
米国のメジャーリーグ、日本のNPB(プロ野球)、高校野球のストライクゾーンに対する審判の判断一つで、ゲーム展開は一気に変わる。デジタル機器の進化でストライクゾーンの厳格化が進んでいるとは言え、審判の判断は重い▼衆院選に向けて各党の動きが活発化、加速化している。最も大きな動きだったのが公明党と立憲民主党による新党立ち上げ。中道改革連合と命名された。略称は「中道」さすがに「中革」とは略せない▼右でも左でもないとするこの党名と、所属議員らの主張で他党と相対して中道改革連合を〝ど真ん中〟と位置付ける報道もあるが、多いに違和感がある▼同党のキャッチフレーズとして掲げた「生活者ファースト」。これも当たり前のことと批判が出ている。付け焼刃の時間のなさは同情するものの、政権交代の受け皿となる最大野党としてふさわしいか▼鳴り物入りで登場した中道が、ネーミング、キャッチフレーズを含めて受け入れられるものかが今選の見どころの一つ。ストライクゾーンか否か、審判たる有権者のジャッジはいかに。 (染)
