奈良県内の政治経済情報を深掘

2022.12.26掲載  コラム「而今」
 クリスマスが終わり、店舗やスーパーの売り場の飾り付けが正月仕様へと変わり、新たな年が近づいていることを感じさせる▼元号が「令和」になったのはつい最近のことかと思えば、まもなく5年。また、日本で初めて新型コロナの感染者が報告されたのが令和2年1月のことで、こちらは一刻も早い終息を願うばかり▼コロナのおかげというと語弊が生じるが、県内をはじめリモートワークを含むICTを活用した動きが一気に加速。その中で三宅町は、リモート会議システムを率先して導入した▼本紙12月5日付で、県内12市の首長就任時の平均年齢を調査した。結果は47・8歳で「首長の若返り加速」について報じた。三宅町の森田浩司町長についても、平成28(2016)年に、32歳の若さで初当選を果たし、現在2期目だ▼来年は知事選や県議選の他、5市1町4村長選が控える。若さが全てではないが、各候補者らが並べる公約を実現する「実行力」、長期計画については継続していける「持続力」が備わっているか、しっかりと見極める必要がある。    (梅)
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