奈良県内の政治経済情報を深掘

2021.9.20掲載  コラム「而今」
 今年もモデルチェンジした新型のアイフォーンが発表され、すでに予約が始まっている。▼昨年に発売したモデルは、第5世代移動通信システム(5G)機能を初搭載し、世界スマホ出荷台数でトップを取るほど大幅に売り上げを伸ばした。一方で、今回はスペックが多少向上したマイナーチェンジになった印象▼〝モノ〟を運ぶ業界では、ドローンが進化。宅配はもちろん、令和7(2025)年の大阪万博に向けて人を乗せて飛ぶ「ドローンタクシー」の開発が進められている。人にモノが取って代わるのも目の前だ▼新型コロナウイルスの影響は、幅広い業界に打撃を与えている。県外の郵便局ではクラスターが発生。配達がストップし、郵便物が届かない状況になってしまった▼県は新型コロナの緊急事態宣言や、まん延防止を国に要請しない姿勢を貫いている。これには賛否両論あり、新規感染者数の全国的な減少につれ、賛否ともにボリュームダウン。政治のリーダーも、われわれの常識も、マイナーチェンジが必要か。はたまたモデルチェンジの時期か―。     (梅)
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