奈良県内の政治経済情報を深掘

2020.5.18掲載  コラム「而今」
 新たに全国17地域で自動車用ご当地ナンバープレートの交付が11日に始まり、県内では橿原市、三宅町、田原本町、高取町、明日香村の地域を対象にした「飛鳥ナンバー」が追加された。交付当日はデザインの原案になった朱雀が壁画に描かれたキトラ古墳で出発式が行われた▼飛鳥ナンバーの図柄が公開されてから地元やネット上などで好評を得ていた。実際に今回交付された17地域のナンバーの中で、東京都江東ナンバーに次いで2番目に申し込み件数が多かったという▼ご当地ナンバーは日本全国を駆け巡る地域の「走る広告塔」としても期待されているが、新型コロナ感染拡大防止による県外への移動自粛が続いている▼政府の緊急事態宣言が解除された地域や県内の新規感染者の減少など少しずつ収束の兆しが見えてきているようにも感じられるが、依然油断はできない状況が続く▼昨年の近畿では7月24日に梅雨明けが発表された。今年の梅雨明けには、新型コロナが終息し、羽を伸ばし過ごせるようになっていることを願う。     (梅)
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