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2025.6.22

【奈良政経新聞・速報】大和郡山市長選、現職の上田氏が7選

 現職と新人の一騎打ちになった任期満了に伴う大和郡山市長選は、22日投開票され、現職の上田清氏(73)=無所属=が、新人で元大和郡山市議会議員の北門勇気氏(44)=無所属=を破り、7選を果たした。両氏の激突は3度目で上田氏が完勝した。投票率は42・20%で前回より2・39%上回った。
 午後9時から開票作業が行われ、同市南郡山町の上田氏の開票待機所には近隣首長や県議、支援者が集まり、結果を待った。同10時ごろ上田氏が開票待機所に姿を見せると支援者らから拍手が沸き起こり、「祝当選御礼」が張り出され、万歳三唱で勝利を喜んだ。
 上田氏は「これからの市制80年、90年と残していく大きな課題として近鉄郡山駅の移設や駅前広場の整備、アスモの跡地の開発などがある。経済を支えていただいている商業、工業、農業いろんな人たちへのサポート、支援こそが未来へつなぐ本当の財産だと思っている」と話し。次期への決意を延べた。




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