奈良県の三大遊郭の跡地として、その姿を今に伝えてきた大和郡山市洞泉寺町の旧遊郭４棟が６日に取り壊される。現在、建物を管理している浄慶寺の木上徹哉住職は「残したいという気持ちはあるが、以前の台風で瓦が落ちるなど老朽化が進んでいる。市から空き家の利活用としての話はあったが、補助金が出るわけでもなく、改修には莫大な費用が必要なため被害が出る前に取り壊すことを決めた」と話している。

[ 続きは紙面でごらんください ]